軒先の牛乳箱――少し前までは当たり前だったそんな風景も見かけることが少なくなり、ビンで牛乳を飲むこともあまりないですが、学校の給食、駅の売店、お風呂屋さん、田舎の雑貨店……探せばまだまだあるものです。直径34.1ミリ、あの紙のふたの中に込められた情報とそのバリエーションは、きっとあなたの予想以上のものです。
本書はそんな味わい深い牛乳ビンのふたのコレクションを紹介。2000種類以上のコレクションを持つ、牛乳キャップ・コレクターの和田安郎氏を監修に迎え、古今東西の牛乳ビンのふたを一堂に集めたビジュアルブックです。コレクター垂涎の、いえマニアでなくとも、見て楽しい、読んでおもしろい一冊です。
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（￥600）
●著者略歴
編：きんとうん出版
「形、手触り、コンテンツ…、手にとってみたくなる本づくり」を目指す、クエストルーム㈱による出版レーベル。ほかに『屋上アイランド』『アートアンドクラフトの本 スマイ主義』『MAGIC BOYS～マジシャンたちの肖像～』を刊行。
監修：和田安郎
小学生の頃から半世紀に渡って集めた数千種類以上のふたを持つ仙台市在住の牛乳キャップコレクター。東北大農学部卒業、同大大学院修了（農学博士）。仙台市役所職員、職員研修所長、仙台市科学館館長を歴任。